庭をつくるのって、いくらかかるの?

庭造りに関する情報の中で、重要でありながらあまり明快に語られていないのが、「お金」のことではないでしょうか?

でも当事者にとっては「いったい、どれくらい用意すればいいのか」に始まり、「どのくらいかけたら、どの程度の仕上がりになるのだろうか」といった資金の目安は、最大の関心事ではないかと思います。

そこで、このコーナーでは、庭づくりにおけるコストの基礎知識から、具体的な計算方法までをご紹介しています。ちょっと専門的な内容ですが、こちらをお読みいただければ、あなたが創りたい庭が、どのくらいの予算になるか、業者に問い合わせなくても大体計算できるようになると思いますよ。

庭づくりコストの基礎知識

家づくりの「坪単価」に対して、庭造りでは一般に「m²単価」を基本にしています。この「m²単価」は文字通り、庭を造るのにかかった工事費を庭面積で割ったものです。
ただ庭の場合、そこに含まれる構成要素によって、「m²単価」はかなり変わります。
最も大きく左右するのは外構工事のあるなしです。
外構工事があればそのグレードに拘わらず、ある程度の土木工事が必要になるのに対し、庭の中はほとんど何もしないというレベルから、ありとあらゆる要素を盛り込むレベルまで、大変幅があります。

ですから、たとえば車庫の工事をした庭と、リフォームで中だけ手を加えた庭では、面積も費用も同じ場合、庭の中にかけた費用の比率は大きく変わってきます。費用を考えるとき、庭の中の工事と外構工事は、分けて考えると各段に分かりやすくなります。

ざっくりと試算するには?

まず比較的シンプルに「m²単価」で考えられるのが、外構工事を除いた純粋な庭の部分です。
分かりやすくグレードの違いで「m²単価」を2万円、4万円、6万円とクラスに分けてみると、ある程度の目安が分かります。

m²単価
 目安
2万円
芝生を敷いて、数本の樹木を入れ庭の園路にタイルを敷くくらい。
4万円
植栽部分以外に一般的な材料や既製品を使って、デッキやパーゴラなどの木構造物を作ったり、レンガを積んだ花壇、石の舗装、水辺を作ることもできます。
6万円
4万円のクラスを基準にして、さらにグレードアップ版と考えると分かりやすいと思います。ひとつのひとつ

新築で庭造りをする場合は、この金額をベースにしてみてください。

コストの詳細を知る

庭づくりの構成はどのようになっているのでしょうか?下の表にまとめてみました。

大きくは設計と施工に分かれます。前者はデザインにかかる費用、後者が実際の工事の費用を指します。
費用はお客様には見積りとしめされ、施工に関しては、機器にかかわる費用のほか、作業費用が材料と工賃といった組み合わせで計上され、それに一般管理(施工を遂行する上でかかる車代や事務所経費(一般的には15%))の費用が計上され、その総額を総工事費と呼びます。

設計に関しては、工事費の総額の15%前後を計上するのが一般的です。その内訳は基本設計と実施設計の両方で7%前後、設計管理料として8%前後あわせて15%という構成です。(”はなぞの”では10%に抑えております)

基本設計というのは、施主が始めてみるプランで、プランの全貌がわかる平面図やパース図、かかる費用の見積りのセットで提案されます。

そして「これでいきましょう」と合意を得ると、工事用の具体的な設計に入ります。図面も見積もりもさらに緻密なものが作成されます。これが実施設計です。

また、設計管理というのは、図面どおり工事が進むように設計者が施工者に指示したりチェックしたり、あるいはそれにかかる経費をいいます。 このように、庭造りのコストは施工費用と設計費用とで構成されます。

それに忘れてならないのが5%の消費税です。それらを加えたものがコストの全貌となるわけです。

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